自分が発達障害と分からなかった頃は、知的障害の人に興味があった

大学生の頃、自分が発達障害と分からなかった頃は、知的障害の人に興味があった。

他人事とは思えない。少し似ているもの。

人の頭の中に興味があった。

定型発達の人の気持ちも分からないし、知的障害の人の気持ち?も分からない。

自分は、その中間なのか、それともその範囲外なのか?と考えていた。

「普通」の人の頭の中も、知的障害のある人も、どういう思考回路なのか、なぜそのような行動に出るのか全く分からない、という点で、私からすれば両者は全く同じ。

私は、「普通」でもなければ、知的障害でもない。

 

「普通」の人々の感覚は、「普通」の人が読みそうな本、例えばチープな心理学の本などを読めばだいたい分かるが、知的障害のある人は、一体何を考えているのか、どんな感覚なのか、すごく興味があった。

 

芸術家の狂気にも興味があり、大学の卒論はそのテーマで書いた。文学者は自殺が多いし、精神病になった画家の絵なんかはすさまじいものがある。そのような、狂気に陥る芸術家と、その作品にすごく興味があった。 

 

今は、そのころから興味の対象が変わってきてて、自分の特性をどうプラスに変えられるか考えている。