原因不明の蕁麻疹の経過

2014年の春からずっと蕁麻疹が治らない。原因は不明。昼夜問わず全身に出る。肌が、突然、気が狂いそうなほど痒くなり、掻くと、泡立った毛穴がひとつなぎになって太いみみずばれになる。それが、掻いた数だけ残る。いったん蕁麻疹が出ると、みみずがのたくった跡みたいになる。

 

皮膚科に言ったら、原因はストレス、と言われた。確かにストレスはあるが…。原因不明の蕁麻疹はとても多いらしい。

当初はアレグラを処方されたが効かなかったので、もう一段強いザイザルが処方された。これは効いた。以後、もう何年も、絶対にザイザルが切れないように通院している。一回に30錠出してもらえるので、それが切れるとまた皮膚科に行く。

 

当初、蕁麻疹は睡眠時に突然出ることが多かった。2014、2015年はそういうパターンが多く、私は寝つきが悪く、折角寝ているのに痒みで目が覚める。でも、我慢できないほどの痒みなので、体を起こして、朦朧としながら冷蔵庫を開けて、冷蔵庫のドアポケットに入れてるザイザルを半分見えてない目で取り出してあわあわしながら破って口に入れる。さながら薬物中毒のジャンキー。

そういうことを何十回もやった。

ザイザルを飲んでも薬が効くまで時間がかかるから、その間ずっと痒い。なんでこんな目に遭わなければいけないのか、痒くて痒くて頭おかしくなりそうになりながら、何十回も考えた。熟睡中に起こされるので結局睡眠不足になる。蕁麻疹のせいで睡眠まで阻害される。精神病になりそうだった。

 

2016年末くらいから蕁麻疹はマシになりはじめたが、まだ治らない。自分が体調が悪くなる季節、時期に出る。具体的に言うと、暑い季節、蒸し暑い日、そして排卵前後や生理前。体が弱っているところにつけこんで?出る、みたいな印象がある。

そのままずっと何年も推移していて、2020年の今も上記のような感じ。