「変わってる」と言われることについて
・家族も自分を理解していないように感じる
というか、絶対に、理解していない。私の生物学上の両親はバカだから。
家族とは、実は、30歳のときに縁を切った。自分を理解していないし、否定するので、もう、関わりたくないと十年くらい思っていて、ついに縁を切った。
人と感覚が違うと、親にさえ分かってもらえない。孤児みたいなものだと思う。
しかもうちの親は暴力的だった。
だから、私は子どもの頃からずっと寂しいし、辛い。死にたいくらい辛い。たぶん、全く同じ性質で生まれ育った人にしか理解できないと思う。
世の中の人々は、皆、能天気でいいですね、って思う。
「変わってる」という言葉を、家でも、外でも、何千回も投げ付けられる。
「変わってる」と言われないために、一生懸命勉強して、いい大学に入った。
だから、私より頭悪いくせに、余計なことを言った奴ら、全員死ねばいい、と思っている。
家では母親にしょっちょう「変わってる」と言われていた。
「変わってる」と言われて、嫌そうにしているのに、それを楽しむかのように何度も何度も言ってくる。いつも我慢していた。本当は、死んでほしいと思っていた。
弟、妹からも変わってるとは思われていただろうが、わざわざ言ってくることはなかった。
外でも、同級生からよく言われていたなあ…。外では、私より頭悪いだろうし、どうせ理解できないんだから、スルーしてあげていた。
家の中でも外でも何度も何度も「変わってる」と言われて、ならば私は人間ではなないのか?そんなに「変わってる」なら、死んだ方がいいのか?と10代のあいだずっと、25歳くらいまでずっと思ってた。10代の頃は、半分くらい死にたかった。父親は虐待してくるし。
頭の悪い人と関わらないようにするために、必死で勉強していい大学に入った。
大学に入ってからは環境が一変した。頭のいい人たちっていうのは、よっぽどのことがないと、人のことをあれこれ言わない。単純にいえば、思慮があるんだろうな。
「変わってる」と言ってくる人間に対して、「何が変わってるの?」と反駁してみても、「何か変わってる」と返ってくるばかりで、ちゃんとした返事が返ってきたためしがない。
自分の言ったことを自分で説明できないなら、そもそも口に出すなよ、といつも思ってる。そう言いたいけれど黙ってる。ここでもお情けで、我慢してあげている。
私に「変わってる」と言ってくる奴は、よっぽど自分が「普通」だという自信があるのだろう。大した能力もないくせに。
私より、全ての点で優れてる人が「変わってる」と言うのなら、その理由を聞いてやってもいい。まあ、そんな人は絶対にいないだろうが。