外食が苦手

家から一歩でも外に出ると、緊張感が跳ね上がる。

ただ外に出て、歩いているだけでも、たぶん、普通の人より緊張度は高いと思う。

 

だから、外に出て、なおかつ飲食をするのは、自分にとって、すごくハードルが高い。

よく知らない場所で、よく知らない料理を、他者と適当な頃合いで会話しながら、なおかつ食べすすめないといけない。ハードルが高すぎて、味がよく分かっていない。

 

誰と行くかにもよる。一人で行くのはいちばん気が楽。次に、よく知ってる人、仲の良いと行くのは楽しい。

問題は、親しくない人とか初対面の人と食事にいかなくてはならない場合。この場合、全然味が分かってない。緊張感とか、まともに見えるように気を遣うことにエネルギーを使って、おいしいとか、まずいとか判断する脳の容量が残っていない。

 

お店によっても緊張度は大きく変わり、何度か行ったことのある店ならくつろぐまではいかなくても、食べ物の味は分かるけれど、初めて行く店では緊張感で味があまり分からない。

 

外にいるというだけで緊張感が高いから、なるべく無駄な情報処理をしないため、外出時に持ち歩く飲み物は、よく知っている場所に行く時は味のあるお茶で、初めて行く場所に持っていくのは水にしている。

味覚に脳の容量を使わないように…。