小学校生の頃からの持病の花粉症、鼻血

小学校二年生の頃から花粉症で、小学校にティッシュを箱で持って行ってた。

それからずーっと毎年、春が来ると、花粉症。だから、私は、季節の中で春が一番嫌いだった。冬が好きで、ずーっと冬が終わらなければいいと、子供の頃から思っていた。

アレルギー体質で、花粉症でも風邪でも副鼻腔炎になり、鼻水がひどく出る。普通の人では考えられないほど鼻水が出る。鼻をかみまくって、小学校5年生の頃、鼻血が止まらなくなって、病院へ行ったことがある。鼻の粘膜が決壊したらしい。

それから、しょっちゅう鼻血がでるようになった。鼻中隔湾曲症もひどいらしく、それで鼻粘膜がおかしくなっているという。手術が必要なレベル。

ちょっとのことで鼻血が出る。顔を洗ったり、鼻をかんだだけで鼻血が出て、止まらなくなる。

 

花粉症に戻るが、2015年は花粉症が酷かった。2.20から始まって、3.24の時点でもまだまだ続いていた。耳鼻科には二回言った。過去最高に辛かった。その後、2018年も同程度に辛かった。過去最高に辛いとはどういう状態かというと、まず、鼻中隔湾曲症で鼻の通りが悪い方、左の鼻の穴が完全にふさがって、まったく空気が通らない。点鼻薬は全く効かない。私は、点鼻薬を処方してもらっても、効いたという実感がいつもない。けれど、折角出してもらったのだから、という気持ちと、今度は効くかもしれないという期待でいつもとりあえず、使う。服用するタイプの薬も、全く効かなかった。

私は慢性蕁麻疹にザイザルという薬を常用していて、それはアレグラという花粉症でよく処方される薬よりもう一段階強い薬らしいのだが、皮膚科の先生に、もし花粉症があったらザイザル飲んでみて、と言われ、飲んでみた。けれど、効かなかった。

そもそも、蕁麻疹で初めに皮膚科にいったときにアレグラを処方されて効かなくて、ザイザルになった経緯があるから、花粉症は蕁麻疹よりも手ごわいのだろうと思う。

 

花粉症の時期は、二ヵ月以上、朝起きてから夜寝るまでエンドレスに鼻をかみ続けて、毎日鼻血。一日中鼻をかむせいで、腹筋が鍛えられた。副鼻腔炎が酷すぎて、頭痛、奥歯と眼球の裏側、眼窩全体が痛い。重く、圧迫されている感覚。これが二番目に辛い。一番辛いのは鼻呼吸ができないから眠りが浅いこと。一日三時間睡眠くらい。人間は眠らないのが一番辛いらしいが、これが二ヵ月以上続き、発狂しそうだった。口呼吸で寝ているから、喉がカラカラになって夜中目が覚める。粘膜全体の調子が悪いから、同じく粘膜である唇にも症状が出る。一日中唇が乾燥しているので、一日に何十回もリップバームを塗らなくてはいけない。くしゃみは3~7回連続で、一日に100回くらい出る。くしゃみのしすぎで横隔膜がおかしくなって、くしゃみを連発したあとしゃっくりが止まらないこともある。このとき、横隔膜がまた痛いんだよな。

 

2015年は喘息持ちでない私でもずっと咳が続いていた。例年は目にはあまり症状が出ないのに、その年は死ぬほど目がかゆかった。夜中に無意識に目を掻いているのに、途中から気づく。恐ろしい。眼科に行ったら、黒目に傷がついていると言われた。結膜炎で目頭が死ぬほどかゆかった。一か月以上、瞼がボンボンに腫れて、ブサイクになった。

 

もっとキツい症状の人は一体どうやってやり過ごしているのだろうか?身体的にだけでなく、精神的にも辛い。一日中イライラしてしまうから。花粉のアナフィラキシーで死ぬ人もいるんじゃないか?と思ってしまうレベル。戦後、杉の木の植林を決定した人が恨めしい。

 

生理が終わるころ、突然、何もしてないのに鼻血が出ることが多い。夜、睡眠中に鼻血が鼻を逆流して喉に流れ込む感覚で目が覚め、鼻血が布団に落ちないように態勢に細心の注意を払いながら手を伸ばしてティッシュボックスを引き寄せ、鼻血を受ける。

一晩に二回起きることもある。生理の終り頃は、鼻の周りを触ったりもしていない状態、表情を変えただけ、つまり顔の筋肉を動かしただけで鼻血が垂れてくることもよくある。

これがすごくめんどくさく、かつ不思議で、なんでこんな事が起こるんだろうと思う。

原因の自分なりの考察は、生理中子宮付近に集まっていた血が、再び全身をめぐり出して、そのときに自分の弱い部分、鼻の粘膜に圧がかかるからか、というもの。