親に相談しても役に立たない

子どもの頃は、親のない子もこの世にいる、と考えることで気を取り直していた。

 

子どもの頃、人間関係で悩んでいても、いっしょになって物事を考えてくれたり、なぐさめたり、落ち着かせてくれたり、といったことが一切なかった。

 

むしろ、親の方が、子どもを、自分の感情のはけ口に使っていた。

子どもはペットとちゃうんやぞ、と言って頭はたいてやりたい。

自分が人にされた嫌なことを子どもに言って、鬱憤を晴らすのがうちの母親。

父親の方は、とにかく自分の望む通りにしないとすぐ癇癪起こす。

こんな人間性で、子ども育てられるわけがないやん。よく子ども作ろうと思ったな。それも三人も。

 

相談事をしても、何の解決策も提案してくれない、助言すらしてくれない。

いつも、そういった場合に言われるのが、「そんなん放っとき」か「自分が悪い」。

またはこっちの言うことを聞き流すだけか。

 

そうやって生きてきたんだろう、みじめな人間性。そのまま死んでいくんだろうなあ…何も学ばないまま。