自分の学歴について

遊興とか、メイク、ファッションとか、アルバイト、読みたい本すら我慢して、欲を断って勝ち得た学歴なんだから、もっと誇っていいし、有効活用すべき、と自分で思ったりする。

 

私は実は勉強はそんなに好きじゃない。

勉強しか、環境から抜け出す手段がなかったから、もともと勉強が得意ってタイプでもないけど、打ち込んで、勉強に賭けてた。

それでも受験勉強を本格的に始めたのは遅くて、高3の4月から。やっぱ勉強が好きじゃないからなかなか始められなかった。

 

よく予備校の自習室で寝てた。結局計5時間くらい寝てたこともあった。

家は安息の地ではないので、家では夜12時半から1時前に寝て、6時くらいに起き、ちょっと勉強して7時20分くらいに家を出ていた。

だから家で5時間半寝て、自習室で昼寝する、という生活の受験生。

予備校で寝ていたのも、眠気があるというよりは、勉強が嫌になると、睡眠に逃げていたという感じ。

 

よくこれで現役で受かったもんだ。

私は国立志望で、第一志望の、それも前期試験と後期試験のあるうちの後期しか受けなかったので、ほんとに、一つしか受けてない。

私大には受かっても絶対行かないし、そもそも私大が大嫌いだから受験料すら払いたくなかった。受験料は私大の収入になるからな。

そんなわけで、センターを1月半ばに受けてから国立後期の3月11日までその学校のその試験の勉強しかしてなかった。

色々器用にやる能力がないのは自覚していたので、行きたいところの、受かる可能性のある試験だけ受ける、と自分で決めていたのでそういう受験の仕方にした。

もしそこに受からなかったら、1年間浪人して、死ぬ気で東大目指そうと思っていた。

結局受かって、自分的には信じられない気持ちだった。

大学に入学して、同級生たちは皆賢かった…。高校までの人生とは全く違う人種、頭も性格も良くて真面目な人たちに囲まれて、(今もそういう環境にいる)別の記事でも書いたけれど、大学入ってからは毎日そのことに、神に感謝している…。