虐待されると、親を殺したくなる

実家にいる時は、ずっと親を殺したかった。今でも早く死んでほしい、それも苦しんで、自分のしてきたことを後悔しながら死んでほしいと思っているが。

 

実家にいる時は、親を殺しても少年院に入ったら、それまで我慢してきたことが全ておじゃんになると考えて、我慢してきた。

 

とりあえず、大学進学で家を出ることに、中学生の頃決めて、本来は勉強が好きでも得意でもないけれど、大学受験に向けて勉強するしかなかった。

 

もし少年院に入ってしまうと、それまで勉強してきたことが中断される。

少年院出てから勉強を再開して、それで他の人々に追いつき、いい大学入れるほどのポテンシャルは自分にはないことは、自分がいちばんよく分かっていた。

だから、普通に学生生活を送って、実家を出ることにかけて、勉強していた。

 

少年院に入ったとしても、少年院の集団生活、バカな他の囚人とつきあうのも自分には無理。到底そういった生活に耐えられないだろうから、思いとどまっていた。

 

とにかく、頭のいい人たちのいる世界に行きたかった。