発達障害のこだわり

自分では普通だと思ってたから、発達障害のせいだと知らなかったこだわりが色々ある。

 

・自分だけのルールにこだわる

その自分なりのルールには、自分が疲れないように、精神的に傷つかないように、今までの人生の教訓から考えて自分なりに導き出した、ちゃんと根拠があるものだから、下手に干渉しないで欲しい。

 

・決まった道順や順序にこだわる

これも上記と同じ理由。体力、手間、通る場所の雰囲気などを鑑みてルートを決めている。

 

・急に予定が変わるとパニックを起こす

パニック発作まではいかないけど、内心納得できない思いがくすぶっている。予定が変わる時は、最低でも24時間前に伝えてほしい。明日の今頃は…と考えることで、心の準備をしているから。

 

・被害者的な言動が多い

これも対応力のなさに起因していると思う。対応力のなさは、精神的、体力的な余裕のなさからきている。自分で決められないことで左右されるのがつらい。

 

・文字、言葉の表現は発達している

そう、自分はこういうタイプ。

 

自分のこだわりしか受け入れられない、許せない、というのは宗教と同じだと思う。実家で、親に、物心ついた頃から、テレビ見たら頭悪くなる、マンガ読んだら頭悪くなる…と根拠なく間違ったこと言われ続けてきたのと全く同じ。実際は、東大とか行ってる(出てる)ような人たちもよくマンガ読むし、むしろオタクだったりするのに。

 

何々が嫌い、というヘイト発言していると、周りの人も引いていく。人間なら誰しも、そのヘイト内容に含まれる要素もってるから。排他的な言動してると、仲良かった人まで離れていく。自分が不得意なことは、例えば私なら理系分野とか医療とか法律分野だけど、人から教えてもらわないと分からないのに、そういう自分の力になってくれる人もいなくなる。

 

物事を好き、嫌いで判断するのではなく、事実をありのままに受け取って、自分の中で保留にするのが賢い人のあり方なのだなあと、大学生の頃、賢い同級生たちを観察していて思った。私はそれまで、賢い人に囲まれた環境で育ってなかったから、同級生を観察して学ぶことがすごく多かった。

自分がどうにもできないことに好き嫌いで区別をつけても何のイミもない、ということなのだろうと思う。