着ぐるみ、人形恐怖症。
テーマパークに行くと十中八九着ぐるみがいるが、私はあれが、子どものころから苦手。はっきり言って、怖い。
顔はついているけれど、のっぺらぼうと同じだと思う。表情が変わらないのに、動いて、近づいてくるのに恐怖を覚える。
子どものころから人形も苦手。
人の形をしているのに、モノなのが、はっきり言って気味が悪い。
それを愛でるという心境が分からない。
6歳くらいのころ、父方の祖母にリカちゃん人形をもらったけど、全然それで遊ばなかった。
人(生き物)の形を模したモノに感情移入するという行為に、恐ろしさを感じる。
相手はモノなのに、下手に感情移入することで、生き物の形をしたモノに何かが憑依するような気がする。
その状況を想像することで、なおさらそれが現実化するような気がして、想像することすら忌避しているのだと思う。
大人になってからも相変わらず着ぐるみは苦手で、遭遇すると、なるべく近づかない、そちらを見ないようにして通り過ぎることにしている。
人形も相変わらず怖い。なるべく目を合わせないようにしている。
一方で、スーパーモデルなどの、美しい生身の人間なら好き。いっぱい画像を保存している。彼らは絵よりも美しいけれども、生きている人間だから、着ぐるみや人形のように不自然さがない。
人類の中でも最高級に美しい人、として鑑賞している。