嘘をつくのが異常にイヤ

発達障害と関係しているかどうかわからないが、私は嘘をついたりごまかしたりするのが異常にイヤ。

で、そういうことをする人も異常に嫌い。絶対に、そういう人種を周りに置きたくない。

だから、人と適当に話を合わせるなんてできない。そういうこともあって、高校生のときから空気を読むのをやめている。

 

場所、相手によって態度を変えていたら、自分の中で人格が分裂して精神が崩壊しそう。

自分というものは絶対に一人しかいない、絶対に揺らがない。

考えていることと、外に出すもの(外面)が不一致だと、本音が外面に侵食されて、自我が崩壊する。精神の死だと思う。

考えていることと、口に出すこと・態度が違うと、自分が信じられなくなって、どうせ考えてもムダだと思うようになり、何も考えられなくなるだろう。

日本の教育は人的資源を労働力として扱うために自分で物事を考えられない人間を作り出すような方針なのだろう。そしてメディアはそれに加担している。

 

人の欺瞞がいつも気になってしまう。

 物事の表面だけを見て判断するって、自分とは最も相いれない価値観。

 

自分を偽ると、物事の真の姿が見えなくなってしまうと思う。

私は人とか物を見る目、審美眼があるけれど、何十年も嘘をついたりごまかしたりしないで、そこをゆずらずにきた成果が、ものを見る目となって結実していると思う。

 

嘘、ごまかしをする人からは私は離れることにしている。

そういう人と関わっていると、その悪い面が自分に伝染するから。

 

もし、嘘、ごまかしに遭遇したら、その場では流すことはあっても、あとで、その出来事からその時の嘘と欺瞞と思われるものを全て差し引いて、その時起こったことを一から考え直す。これは年齢一ケタの頃からやっている。

こうして、発達障害に加えて、物事を何度も思い返してしまう性質、フラッシュバックしやすい性質が作られた。

 

就活を乗り越えられる世間の人々はほんとにすごいと思う。嘘で固めて入社して、嘘で固めて生きていくのかとしか私には思えない。絶望的。いつしか建前のせいで本音が分からなくなり、自分が何を感じてそこから何を考えているのか分からなくなり、生きてる感覚が分からなくなるだろうと思う。

でも「普通」の人はそんなこと深く考えないんだろう。

私はもし書類が通って面接までたどり着いても、すべての質問にバカ正直に答えて落とされるだろう。別の生き方するしかない。