容姿に劣等感がある人

自分の母親がそうだが、今まで出会ってきた同世代の人間、主に同級生たちを思い返しても思うのだが、容姿に劣等感がある人ほど、他人の容姿についてあれこれ言う。

 

その行為自体がコンプレックスが強いと喧伝しているようなものなのに、それに思い至らないのだろう。

言わずにおれないのかもな。自分が気にしてるから。半ば反射的に口に出してしまうのだろう。

こっちは他人の容姿をあれこれ言うその話題が出ると嫌気がさす。

 

コンプレックスを抑えきれない自分を、客観的に見れない、その姿が、端から見ると、見苦しい。

その人がコンプレックスに感じているところよりも、コンプレックスを抑えきれないその姿の方が見苦しいことが、本人には分かってないのだろう。

 

生まれ持った顔面は変えようがないのに。

 

美男美女に生れても性格の悪さで、または不品行で顔が歪んでる人間もこの世の中にはいっぱいいるのに。芸能人なんかそういう奴多いよな。

 

一方で普通の顔立ちに生れてもいい人格がにじみ出たいい顔つきの人もいる。そういう人はすごーく少ないけど。

 

やはり人の容姿のことをあれこれ言うのは品がない。

 

見た目はそれはそれで大事だけど、人の中身を捉えられない人が世の中には多いことが残念。

 

自分の顔を気にしすぎると、心が乱れて前向きに生きていくのが難しくなると思う。

容姿に劣等感がある人は、必要ないことで悩んでいると、私は、思う。